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  • 独自の考え方をベースに働く一人工務店? 家に懸ける彼の想いとは

    記事概要:

    若干20歳にして独自の思想「生活思想」と出会ったという大木脩さん。彼が営む工務店は、現状の「住」の選び方に疑問符を呈したものだと言います。大木さんは家に何を見、何を与えようとしているのか。根掘り葉掘り聞いてきました!

    InternViewの本日の突撃訪問者は・・・

    L-lab(エル‐ラボ)

    L-lab(エル‐ラボ)
    ホームページ:https://www.facebook.com/livescreate/
    アクセス:
    役職:ライフディレクター
    大木脩 (Oki Syu)

    経歴:小学校4年生で電動工具デビュー。県立高岡工芸高校卒。高校時代は写真部、クラフト(工芸)部に所存し、帰宅後は自分の部屋の家具などのものづくりをする日々を送る。2016年2月29日、京都にて一人工務店を開業。現在は京都産業大学に在籍する傍ら、内装デザインから施工までを一貫して担う同店で「ライフディレクター」として活動中。

    その人が、生きているなかで一番大切にしているもの

    前回の記事はこちら!:内装デザインから施工までを一括でする一人工務店。彼が描く理想とは

    川本:お仕事をされる上で、大切にされていることなどはおありでしょうか?

    大木様:「生活思想」と呼んでいる考え方がベースになっています。大学で社会科学系の学問を学んでいるのですが、そこに端を発して「暮らし」を考えるうちに「生活思想」というものが生まれました。

    川本:生活思想。はじめて聞く言葉なのですが、どのような思想なのでしょうか?

    大木様:一言で言えば、「その人がどんな暮らしがしたいのか」を一番大切なこととして捉えるというものですね。

    京都には、一人暮らしの学生がたくさんいますが、「なぜそのマンションに住んでいるのか」に答えられる人はほとんどいないんじゃないでしょうか。

    マンションや家を探すとなると、多くの人がインターネット上で家賃や立地などの条件で検索をかけて不動産屋が掲載している物件の中から選びますよね。

    そうすると、選択の幅がはじめから「不動産屋がインターネット上に載せているもの」に限られるわけです。いわゆるカタログショッピングみたいな。その中からしか選ぶことが出来ないんです。

    店頭に行けばもう少し詳細なことが分かったりしますが、それも些細な情報です。そうして、多くの人が住む場所を決めている。

    でも、これってすごく悲しいことなのではないかなって

    作業中の大木様

    「衣・食・住」が生活の基礎となる3大要素であると言われている中で、「住」は多くの人がないがしろにしていると感じています。

    なんだかんだ言っても、人生の中で家に帰っている時間って多いんですよ。アルバイトに行っても、大学に行っても、働きに出ていても、絶対に帰ってくる場所が家なので。

    その家が、嫌なものだと気の休まる時がありませんよね。帰ってくる場所、自分の居場所、つまり家だけは、しっかりと納得のいく心から心地いと思えるものであるべきだと思うんですよ。

    だから、家賃や立地条件だけで検索をかけて得られる不動産の情報で消去法的に決めるのはすごく残念なことだと思うわけです。

    実際に、家に不満があるけど仕方なく住んでいる人や、住めればどこでもいいって人もいます。僕は、もっと家に対してこだわりを持ってほしいんです。

    もしかすると今は、家賃や立地の条件しか言語化できていない人でも、自分の暮らし方を考えていけばどんな家がいいのかすぐに見つかるかもしれない。最初の条件から外れたものが実は一番しっくりくるかもしれない。

    家には、賃貸やシェアハウス、マンスリーなどいろいろな形があります。

    僕がやろうとしているのは、その人の暮らし方をじっくりと聞き出すことで、どのような暮らしを求めているのかを一緒に考え、その暮らし方に合わせて住を提案し演出することなんです。

    だから、ライフディレクターなんて名乗らせて貰っています。

    川本:確かに家賃や立地条件以外の観点から住いを考えることは少ないかもしれません。暮らし方を聞き出していくときに、特に注意して聞いていることはありますか?

    大木様:その人が生きている中で何を大切にしているか、その人の中心軸は何なのか、ということですね。

    趣味に生きるバンドマンを例とすると、音楽を中心に建物を考えます。

    家で練習をする人であれば、騒音が問題にならないことを最も重要視しますし、家ではなくライブスタジオでするという人であれば立地が最優先事項になりますよね。

    でも、単にライブスタジオに近いだけではダメで、湿気に弱い楽器のことを考えてジメジメしない部屋にしないといけません。

    つまり、そのバンドマンが大切にしている「音楽」というものがストレスなく楽しめる家を作るわけです。

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