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  • 夢はいくつになっても持っていい~脱サラを当たり前の選択肢に~

    記事概要:

    37歳で脱サラして料理屋を始めた「まぐろ小屋別邸」の店主、津田優太さん。今後の展望をお聞きすると自分の経歴が不思議がられない世の中をつくりたいとのこと。脱サラって、たぶん相当な勇気を要することだと思うのですが、それが普通の世の中をつくりたいんだと熱弁をふるってくださいました。

    InternViewの本日の突撃訪問者は・・・

    まぐろ小屋別邸

    まぐろ小屋別邸
    ホームページ:https://www.facebook.com/magurokoya
    役職:オーナー
    津田優太(Tsuda Yuta)

    経歴:大学卒業後は大手国内生命保険会社に就職、28歳で営業所長となる。その後、外資系生命保険会社に転職し、33歳で保険金支払い部門の課長となる。2015年3月に退職、東心斎橋にて「まぐろ小屋別邸」を開業。

    夢はいつまで持っていいもの?

    「夢は無理に持つものじゃない」と誰かがどこかで呟いていました。

    私は小さい頃から「将来の夢は?」と聞かれるたびに居心地の悪さを感じていました。「明日したいこと、来月成し遂げたいことはあるけど……」って。

    遠い将来を見通して、逆算で人生を生きるのが苦手なんですね。

    だから、高校生になっても、大学生になっても、「今楽しいこと」を積み上げていくうちにいい感じの人生になってるはず♪ なんて言いながら、のほほんと「今やりたいこと」ベースで舵を切ってきました。

    就職活動も「今の私が、そこで働くことにわくわくする」感覚に頼って行ったので、すごく納得感はある反面、「働いているうちに突然他のことがしたくなったらどうしよう」という思いは常に持っています。だって、就職活動を終えるまではひっきりなしに聞かれていた「将来の夢」は、会社勤めが決まった瞬間から誰にも聞いてもらえなくなるイメージが強いんです。

    ところが。そんな「将来の夢」を、会社勤めをしながらでも持っていいんだと思わせてくれる人をみつけてしまいました!

    脱サラして、まぐろ料理屋「まぐろ小屋別邸」を立ち上げた津田優太さんにお話を伺います。

    なぜ脱サラを不思議がる

    川本:今回はこれからの展望をお聞きしたいと思っていて……。

    津田:壮大な話になるんですけど、大丈夫ですか。

    まぐろ小屋別邸:津田優太

    川本:ぜひぜひ。

    津田:私はもともと金融業界で会社勤めをしていたんですよ。それなりに役職が上がっていって、「この業界でもやっていける」という感触を得られるくらいには長い間サラリーマンをやっていたわけです。それを辞めて、

    2016年の3月、去年の3月に37歳でこの店をオープンしています。

    時々「今まで何されていたんですか~?」って経歴を聞かれることがあるんですけど、「サラリーマンでした」って答えると皆さん一様に驚かれるんですね。

    つまり、脱サラして飲食店をやっている私の経歴は、一般的なイメージからはかけ離れたものらしいんです。

    川本:なかなか見かけるご経歴じゃないと思いますよ。

    津田:それが私にとっては不思議なんですよ。

    川本:不思議、ですか……?

    津田:不思議なんですよ。なんで元金融のサラリーマンが料理屋をやっていたら不思議なのかなって。

    私の肌感覚ですけど、サラリーマンで将来的には自分で店をしたいって思っている人は結構いると思っています。

    川本:自分のお店って憧れますよね。

    津田:これが、定年退職後にお店を持ちましたという話なら誰も不思議がらないんですよ。

    川本:言われてみればそうですよね。

    津田:ところが脱サラしてってなると、とたんに不思議がられるわけです。なぜ不思議がられるかというと、そうする人が限りなくゼロに近いくらい少ないからなんですよ。

    やりたいって思っている人は少なくないはずなのに、実際にやる人は限りなくゼロに近い。やらない理由は人それぞれあると思います。でもやりたいならやったらいいじゃないですか。だから、私は「脱サラして店を持つのは不思議」っていう常識を変えたいって思っているんです。

    川本:確かに、壮大なお話ですね。

    津田:でしょ?(笑) 

    離婚率と離職率

    津田:今、日本の離婚率って30%くらいですか。実は離職率も似たような数字なんですよね。

    川本:そうですね。新卒の離職率がが3年で3割だっていうことが問題視されていたりします。

    津田:それってすごく変じゃないですか?

    だって、結婚は基本的には将来一緒に歩んでいく相手をじっくり選んでするものですよね。それでも約3割は離婚している。

    一方で就職は、どうしても短期間の就職活動の中で決めないといけないわけですよね。

    川本:はい。

    津田:それって、割とぶっつけみたいなところがあると思うんですよ。

    まぐろ小屋別邸:津田優太

    就職活動中には会社の中の雰囲気はわからないですし、そもそも短期間の中で回れる企業数も限られています。だから、入社後に「思っていたのと違った」ということは多々あるはずなんですよね。

    川本:イメージと違ったっていう話はよく耳にしますね。

    津田ある意味ぶっつけの就職の離職率と、じっくり選んだ結婚の離婚率が同じようなパーセンテージを示すって不思議じゃありませんか?

    つまり、日本の離職率30%は本当に高いのかということです。

    私はむしろ低いと思うんですよ。

    川本:初めて聞く解釈です。

    津田:残念ながら就職って短い間で企業を決めないといけない。 もし内定が1つしか出なかったら選択の余地なくしてその会社で行くしかないわけですよね。そしてその会社で60歳くらいまで働き続ける。

    もちろん「この会社に入れてよかった」と思っていらっしゃる方もたくさんいますけど、中には「今日もしんどい」「仕事嫌だ」とかって言っている人もめっちゃ多いわけです。それって不幸なことじゃないですか。 だって人生の大半は仕事しているわけでしょ。

    川本:そうですね。

    津田:睡眠8時間、労働8時間、残り8時間で24時間ですからね。 残念ながら労働が8時間で残業ゼロっていうのは多くの会社で考えられません。それを60歳ぐらいまで毎日やっているんですから、仕事は人生そのものじゃないですか。

    それを辛いな嫌だなと思いながらやっている人ってめっちゃ多いんですよね。それって何か悲しいことじゃないかなって。私は今やりたいことを仕事にしていますけれども、「自分のやりたいことをする」ことがもっと簡単にできるような世の中になったらいいなって思うわけですよ。

    だからこそ、将来的にこの店を任せられる人が出て来たら、私は自分の経験を活かして脱サラしようとしているサラリーマンを対象とした開業セミナーをしたいなと。

    川本:自分のやりたいことで働ける世の中になってほしい……?

    津田:それが普通になってほしいんですよ。「脱サラして店をやっているのが不思議」っていう概念を崩したいんです。

    やりたいっていう熱い想いを持っているんだけれども、概念に行く手を阻まれて一歩が踏み出せないでいる人がいます。でも、熱い想いを持っている人にはもっと可能性があるはずなんです。そういう人の後押しがしたいんですよ。そのための開業セミナーです。

    川本:大学卒業時点での開業ではなく、脱サラしての開業の支援なんですね。

    夢が熟す時は人それぞれです。その中で、それぞれが自分のタイミングで、その時の自分にとって一番の<働く>を実現することが大切だってことなんだと思います。そのためにも、自分はどんな<働く>を実現したいのかについて常日頃から思考することが必要なのかもしれません。

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