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  • 有給休暇の消化期間中に悟った、「仕事のない人生に幸福なし」の事実

    記事概要:

    自分は働く必要がなければ働かない人間だと思っていました――。まさに「ベーシックインカムがあれば人は働かなくなるのか」問題に、実体験をベースにした一つの解を突きつける一言。人は何のために働くのかという問いに、まぐろ小屋別邸の津田優太店主は「幸福を追求するためだ」と答えました。

    InternViewの本日の突撃訪問者は・・・

    まぐろ小屋別邸

    まぐろ小屋別邸
    ホームページ:https://www.facebook.com/magurokoya
    役職:オーナー
    津田優太(Tsuda Yuta)

    経歴:大学卒業後は大手国内生命保険会社に就職、28歳で営業所長となる。その後、外資系生命保険会社に転職し、33歳で保険金支払い部門の課長となる。2015年3月に退職、東心斎橋にて「まぐろ小屋別邸」を開業。

    永遠の問い

    ・「仕事」とは、「働く」とは何なのか。

    ・仕事は「手段」なのか、「目的」なのか。

    ・自分にとって仕事とは。

    永遠に持っていたい問いです。私は、ここに対する思考を忘れたくない。

    色んな人が色んなことを言っていますが、これは本当にきれいごとではなく、人それぞれだと思っています。正解も不正解もない。より良い考え方と、より悪い考え方にわけることも無意味。

    大切なことは、自分にとっての仕事の位置づけをはっきりとさせ、自分に合った仕事との付き合い方をすることだと思います。

    だからこそ色んな人の「その人にとって仕事とは」が聞きたい。今日も取材に行ってきます!

    仕事とは幸福の追求である

    川本:直球でお聞きしますが、津田さんにとって働くとはどういうことでしょうか?

    津田:ズバリ名言を言っちゃっていいでしょうか?(笑)

    川本:ぜひ。

    津田私にとって仕事とは、幸福の追求です。

    まぐろ小屋別邸:津田優太

    川本:その……、

    津田:その心は、ですよね(笑)

    川本:はい(笑)。その心は?

    津田サラリーマン時代、私は「できることなら、仕事なんかしたくない」「宝くじでも当たらないかなー」ってずっと思っていたんです(笑)。宝くじに当たったら、仕事なんかやめて遊んで暮らすのにって。

    それで、前職を退職する前にですね、溜まりに溜まっていた有給休暇を使ったんです。

    有給休暇ってことは、この間お給料が満額出るわけです。会社に行かなくていい、でもお給料は入ってくる。時間もある金もあるっていう状況が1ヶ月ちょっとだったんですけど、できたんです。

    川本:最高ですね。

    津田:ずっと自分が望んでいたことが期間限定とはいえ実現したんですよ。理想の暮らしを手に入れたわけですね。さあ遊ぶぞってことで、朝からジムに行って、オシャレなカフェでランチして、気が向いたらマッサージに行ってみたり、好きな映画を観たり。

    まあ、2日で飽きましたね

    川本:2日、ですか?

    津田:はい。

    なんか虚しくなってくるんですよ 。飽きるんです。 あんなにしたかったことなのに、ずっと自分は怠惰な人間だと思っていたのに、「つまらないな」って思ったんですよ。10年以上にわたってずっと憧れていた現実が今ここにあるのに、何も楽しくなかった。

    その時に思ったんですよね。人間っていうのは、仕事で結果を出す、成功する、それで評価をして貰える、報酬も貰える。そこに幸せを見出す生き物なんだろうって。

    世界一の金持ちは、誰ですか?

    川本:ビル・ゲイツ。

    津田:他にもアメリカでしたら有名投資家のウォーレンバフェットや、日本の有名企業の創業者の皆さんも、資産家の多くが仕事辞めずに働いていらっしゃるんですよ。

    川本:あ。

    言われてみれば確かにそうですね。

    津田:あれだけ資産を持っていたら、「後は後継者に任せて、自分は遊んで暮らします」って言っても良さそうなものなのに、何だかんだ皆働いているんですよね。

    それってきっと、仕事での成功が一番楽しいからだと思います。毎日仕事を頑張っているからこそ遊びが楽しく感じるのであって、仕事をせずに遊んでばかりではすぐに飽きるし、つまらなく感じると思うんです。

    川本:なるほど。

    仕事無くしてプライベートの充実なし

    川本:仕事で成功するということが幸せだということは、裏を返せばプライベートの充実では幸せになれないということでしょうか?

    津田:それはですね、仕事なくしてプライベートの充実はないんだっていうのが私の持論です。まさに前職を辞した後の有給消化で遊んでみた私の日々が充実していなかったように。

    仕事で成功しているからこそ、プライベートも充実する。仕事が上手くいってるからこそ、人にも優しくできる(笑)。そういうふうに思っています。

    まぐろ小屋別邸:津田優太

    川本:プライベートを否定しているわけではないんですね。仕事が幸せの実現のためのものだからといって、ずっと仕事をしていたいっていうわけではない……?

    津田:そんなの絶対いやです(笑)。休みはちゃんと欲しいですよ。むしろ、多いに越したことはないくらい。

    川本:実働時間が短くても、日常の中に仕事があればいいということでしょうか?

    津田:自分の労働時間なんて1日に1時間でも2時間でもいいんです。むしろその方がありがたいです。もちろんそれは、前提として信頼できる部下がいることが条件になりますけどね。

    すごく動いてくれる部下がいる前提で、自分の指示や判断によって大きな利益が生まれるっていうことが仕事の楽しさに繋がるのかなと。「おっしゃ」「やった」とか「俺の判断は正しかった」とか、そういう成功体験を持つことが幸せなんじゃないかと思いますね。

    川本:お金があったとしてもそれだけでは不十分で、仕事で成功しているという状態があって初めて幸福を得られるということですか?

    津田:少なくとも私の場合はそうですね。

    川本:そうなると、一つお聞きしたいことが生まれてきます。

    今、幸せの実現に必要だと言われた「仕事」はお金を生み出すプロセスですよね。利益が上がるっていう事が仕事における成功の一つの指標になります。

    「お金が重要なのではない」と言いつつ、「(お金を生み出すプロセスである)仕事が重要だ」と言うことはできるのでしょうか……?

    津田:仕事はお金を生み出すプロセスって今おっしゃいましたけど、

    川本:はい。

    津田:それは間違っていません。でも、それだけと思ってしまうと「嫌だな、働きたくないな、辛いな」と思っていたとしても、生活のためにずっと会社に居続けなくてはならなくなってしまうんです。

    つまり、嫌なことをやっている・我慢している、その対価がお金だっていう風になってしまうんですね。でも、本来そうじゃないです。

    そういうことが言いたいんじゃなくて、仕事っていうのは、どうせお金は生み出さなくてはならないものなんです。逆に言うと、お金を生み出せない仕事は成功しているとは言えない。

    川本:お金のために働いているのでなくても、仕事での成功を追い求めていれば結果としてお金は生み出されるということでしょうか。

    津田:結果というか、前提ですね。仕事をしている以上、お金を生み出すことは前提なんです。それが我慢とかではなく、自分がやりたいと思える仕事をやっていて、その仕事に納得感を持って成功だと言えれば、それはつまりお金を生み出している、と。全部連動しているんですよ。

    お金だけあるっていうのは一見するとすごく幸せなように思うかもしれないんですけど、私はお金だけではダメで、仕事もないと幸せではないと思っています。お金さえあったらハッピーっていう人はいるかもしれませんが、全員がそうだとすれば金持ちは自殺しないはずですし(笑)。

    だから人それぞれだと思います。でもそれは人それぞれでいいんですよね。これは私へのインタビューなので、私の価値観でいいはずですから。私は仕事での成功なくして幸せはないと思っています。私の幸せは私の仕事での成功から来ているということです。

    川本:敢えて一般論にせず「私の幸せは~」という語りで締めくくられるところが素敵だと思いました!(照)

    InternViewでも最近「それぞれの、楽しい<働く>」という言葉を使うようになったのですが、本当に人それぞれだと思うんです。多くの人が共感しやすいっていうことと、「自分にとってはこう」ということは必ずしも一致しませんからね。

    今まで、仕事とプライベートの関係は、「仕事が楽しい」か「プライベートが楽しいから仕事も頑張れる」のどちらかしかないと思い込んでいました。なので、「仕事の成功があるからこそプライベートが楽しめる」という考え方はとても新鮮で、また考える幅が広がったように思います。

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